株主優待 ポジティブな廃止とネガティブな廃止

 優待投資家を少しざわつかせたサイゼリヤ(7581)の優待廃止。予想された通り翌日は大きく株価を下げていました。最近は優待廃止をする企業がちょくちょくあり、今回のように市場にネガティブな反応を持たれるケースや、反対に歓迎されるケースもあります。

私の株式投資の歴史はこちら→私と株の悲しい歴史

ポジティブな優待廃止

 私が保有する銘柄の中にも優待を廃止するものがいくつかあります。その中でもポジティブな例を挙げて考えてみます。

オリックス(8591)の場合

 オリックス(8591)は2022年に優待廃止し配当に還元する事を発表しており、先日最後の優待のカタログが送られてきました。(自分と夫と子どもの3名義で保有していたので3つも)社員が選定した商品のカタログでいいものばかり、毎回楽しませてもらいました。
 オリックスは業績も右肩上がりですし、連続増配を続けている優良株です。優待廃止されても配当に着実に還元されると期待が持てたため、優待廃止後も手放さず保有しています。
 優待が良すぎて200株保有すると逆に損する気がするので、最低保有株数で抑えていたのですが、優待廃止したことで株数に比例した利益を得られるので、買い増しも積極的に行いますした。

YUKI
YUKI

廃止発表後2年でかなり株価も上昇しています。

JT日本たばこ産業(2914)の場合

 JT日本たばこ産業(2914)も2023年を最後に優待を廃止してからかなり株価が上がりました。優待廃止発表直後は配当利回り7%などとんでもない数値を出していましたが、株価がアップした今も4.37%あります。
 こちらも業績が安定している中で、毎年増配を続けていることから投資家の評価を得たのだと思います。

YUKI
YUKI

個人的には配当性向が70%以上あることが気になっていますが

安い時に買ったので安心して保有しています。

ネガティブな優待廃止

 こうしてみると優待を廃止し増配することは必ずしもネガティブな事ではないような気がするのですが、どうしてサイゼリヤは一時500円安と大きく下げてしまったのでしょうか。

サイゼリヤ(7581)の場合

 サイゼリヤ(7581)は決算は良かったのですが、もともと株価が高く、配当利回りが低いため優待廃止による増配のメリットがそこまで感じられなかったのではないでしょうか。

 連結業績予想は、売上高が2110億円(前期比15.1%増)、営業利益が131億円(前期比81.4%増)、経常利益が128億円(前期比61.0%増)などと好調です。

 株価は一時500円安となり、東証1部の値下がり率銘柄ランキングのトップとなりました。1株あたり18円→25円の増配が発表されましたが、廃止される優待は2,000円分、実質利益は減るため満足できない投資家が多かったのだと思います。また、もともと配当利回りが0.5%程度で低い銘柄のため今後の増配への期待の薄さからも厳しい評価となってしまいました。

YUKI
YUKI

1株5,000円を超えているので割り高感が強くなってしまったと思われます

まとめ

 他にも保有している銘柄ではKDDI(9433)が今年で優待廃止することを発表しました。発表後は株価を下げてしまいましたが、もともと経営状況も業績も優秀な会社なのでちょっと戻ってきています(やっとプラ転しました)
 例えば海外投資家は株主優待の恩恵を受けませんから、配当へ還元していくことは日本以外の株主への施策としても非常に有効と考えられます。良い銘柄は優待廃止で株価が大きく上昇しています。優待はいつなくなるかわからないものと捉えて、配当の方も重要視しながらポートフォリオを組んでいけるといいですね。

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